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本頁では、環境省「熱中症予防情報サイト」（https://www.wbgt.env.go.jp/） 提供のデータより、全国の観測地点のうち WBGT（湿球黒球温度 ＝ 暑さ指数）値が 28以上の「厳重警戒」及び 31以上の「危険」 を観測した地点（実況値）及び予測される地点を地方・都道府県別に整理、リスト化して表示して居ります。
熱中症予防の指標として各種メディア等で、近年頓にその名を見聞きする機会の増えた「暑さ指数」＝ WBGT（Wet Bulb, Globe Temperature）は、 1954（昭和29）年、米国・サウスカロライナ州の同国海兵隊の新兵訓練所で、熱中症のリスクを事前に判断すべく開発されました。
この数値は、湿球温度・黒球温度・乾球温度といった要素から算出され（計算法の詳細等は上掲環境省サイトをご参照ください） その単位は気温と同じ（我が国に於いては °C）ですが、 通常気温との混同を避ける為、単位を添えずに表示されます。
環境省サイトには、「日本生気象学会」による「日常生活に関する指針」として「注意」（25未満）～「危険」（31以上）の4段階、 「日本スポーツ協会」による「運動に関する指針」として上記に「ほぼ安全」（21未満）を加えた5段階が紹介されて居ます。
参考までに、この指数の「本家」・米海兵隊 WEB サイトでは、Green（80～）・Yellow（85～）・Red（88～）・Black（90～）の 4段階とされています。 （https://www.ready.marines.mil/Stay-Informed/Natural-Hazards/Extreme-Heat/Flag-Conditions/） 尚、同国では温度の単位として一般に華氏温度（F）を使用して居ますので、インデックスの単位も華氏となって居る事にご留意ください（90°F ≒ 32.2°C）
環境省データの取得法等は上掲サイト「暑さ指数(WBGT)予測値等 電子情報提供サービス」頁所載の説明書PDFをご参照下さい（利用規約への同意が必要）
盛夏には地点数が膨大になりますので、「実況」と「予測」を分けて表示する事としました。 「タブ」状のウィジェットにて切り替えて御覧頂けます。
また、同様の理由により初期状態では地方・都道府県毎の要素を畳んで表示して居ります。 閲覧したい地方・都府県名をクリック・タップすると開きます。
前掲環境省データは、予測値は 1回・30分/1h・実況値は 2回・25分＆45分/1h の頻度で更新されます。 本頁ではそれぞれ更新の15分後を目安に新規データを取得して居ります。 予想値は、19:00 迄は当日中の、19:00 からは翌日の予測値を取得し表示します。
尚、「予測」で最高値が「危険」に達する地点では、殆どの場合その前後に「厳重警戒」となると考えられますが、 本頁では「危険」と重複する地点は「厳重警戒」には掲載して居りませんので、その点ご留意下さい。
表示データを更新する場合はブラウザでページをリロードして下さい。
各観測地点名をマウスカーソルでポイント（モバイル版ではタップ）するとその地点の WBGT 値が表示されます。 予測のWBGT指数に添えられている時刻は、その値に達する事が予測される時刻です（24時から3時間毎の値を予測）
令和6年4月より「熱中症特別警戒アラート」の運用が開始されました。 従来の「熱中症警戒アラート」の発表が「何れかの観測地点で暑さ指数 33 以上が予測される府県」（要約）に対して行われるのに対し、 「特別警戒～」では「全ての観測地点で暑さ指数 35 以上が予測される府県」と相当厳しい条件となって居ます。 これが発表されるのは余程深刻な状況であると認識してください！
※ 地点名をクリック（タップ）すると、当該箇所をマップで表示する様になりました。 マップ上の四角いマーカー（ ■ / ■ ）をクリックすると、 地点名・暑さ指数がポップアップ表示されます
※ 「危険」リストの各観測地点名の中、WBGT 35 以上の地点を「黒字に白文字」、33 ～ 34 の地点を「紫地に白」で表示する様に改めました。 また、それらに合わせリストの上方に注意喚起の文言を表示する様にしました（2024-07-20）
